ポール・ケアホルムは、デンマーク美術工芸学校を卒業後フリッツハンセン社に勤め、わずか一年の間に数多くの実験的なデザインを手がけ、当時、木を素材とした北欧デザインの主流にたいして、ケアホルムは建築素材であったスチールやステンレスにいちはやく芸術性を見い出します。
クリステンセン社の協力を得て、1955年から死去する1980年まで数多くの傑作を世に送り出しました。金属のもたらす厳格なプロポーションに支えられ、色彩、素材、形体いずれにおいてもミニマルに削ぎ落とされた作品は、他に追随を許さない完成度で知られています。
ポール・ケアホルム
Poul Kjaerholm-
poul kjaerholmチェア&ソファ「PK-22 イージーチェア」
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poul kjaerholm "PK 1 chair"Denmark「チェア(PK-1)」