
アルネ・ヤコブセンは1924年デンマーク王立芸術アカデミーを卒業、スーホルムの集合住宅などを手がけ、若くしてモダンデザインの旗手として知られるようになります。
ヤコブセンは1950年代から家具デザインをはじめ「アントチェア」を皮切りに「スワンチェア」「セブンチェア」など20世紀デザインの名作を次々に生み出し、やがて世界的な評価を得ます。
建築から家具、照明器具、食器などすべてに一貫してベーシックなフォルムを追求したデザインは、ミッドセンチュリーモダニズムの巨匠としてデザイン史に多大な足跡を残しています。